リフォームの機会など既存の家屋に雨水タンクを設置する場合に気をつけること。
タンクは水が入っていないと軽量のために見落としがちですが、水が入るとかなりの重量になります。タンクを置く場所は地盤の悪い場所は避けて、水平を保てる場所にしましょう。また、雨樋の近くにタンクを置く場所がなくても、雨樋から離れた場所にタンクを設置することもできます。
「雨樋のサイズ」、「雨樋の形(丸・四角)」、「壁との距離」を確認してください。場合によっては雨樋のサイズをアダプター等で変換する必要がでてきます。また雨樋の切断の際に雨樋がズレ落ちることがあります。雨樋が地面に固定されているか確認してください。固定されていない場合は、ズレ止め金具が必要になることがあります。雨樋の確認はこちら。
樋がどの屋根から伝わってきているかが重要です。屋根面積の少ないところからしか雨水が伝わってこない樋を選ぶと集められる水量が少なくなってしまいます。また屋根の勾配(傾き)によって雨が流れて来やすい樋とそうでない樋があります。中には全く雨水が流れてきていない樋もありますので注意が必要です。