雨水利用TOP>雨水タンク設置工事>雨水取水装置とタンクへの配管
<トイに雨水取水装置をとりつける場合>
@雨水取水装置をタンクの上方にとりつけタンクに流入するパターンです。タンクがいっぱいになるとCのオーバーフローでタンク外に水をだします。
もしCがなくタンクが密閉された状態だと@雨水取水装置からトイにオーバーフローすることになります。
(「オーバーフロー」とは、「あふれだす」ことを意味しています。)
タンクよりも@雨水取水装置のオーバフロー位置がタンクより低くとりつけるものです。タンク内の水がいっぱいになるとタンクからオーバフローせずに@雨水取水装置からトイへオーバフローします。
メリット:
トイとタンクを離れて設置しても、建物の壁を配管がはうことがなく自由に雨水タンクを設置できます。また配管の途中に蛇口をつけることもできます。建物のプランにそった計画ができます。オーバフローをしすぎる心配もありません。
デメリット:
配管に水がはいったままになるので、凍結のおそれがある場合は、保温しておいた方が望ましい。フィルターのない雨水取水装置では、ゴミが配管につまってしまう。
POINT<雨水コレクター>
フィルターのある雨水コレクターが重要になります。
POINT<商店街向け>
商店街などに設置する際は、前面にトイがないためこのパターンが多い。
POINT<施工が楽>
配管を壁に固定しながら、空中を渡すような施工をしなくていい。複数のトイから簡単に雨水を取水できます。