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TB式砂取器

<手押しポンプメーカー東邦工業のつくる砂取器>

打ち込み井戸や川水引上げなどからポンプで汲み上げする時は、特に砂が混入し易い。カスケード式ポンプ等の小型ポンプは、砂を吸い上げますと、砂かじりによりインペラが磨耗してポンプの性能を低下させたり、モーターの焼損などを引き起こす恐れがあります。ＴＢ式砂取器をポンプの一次側の吸水管に取り付けるだけで、砂等の異物吸い込みを防止でき、ポンプの寿命を長く保つことができます。

ご選定の際には（仕様確認）…

• 砂取器は、小型ポンプの一次側（吸い込み側）に取付けて砂の吸い込み防止をするのための製品です。
• 排出側（二次側）や正圧力流体内では、窓プレートの耐圧上、使用しないでください。
  保管の際には…
• 砂取器を投げたり倒したりして破損しないで下さい。また、高湿度・高乾燥環境下で保管しないで下さい。
• 砂取器の内部に異物やホコリ等が入らないようにして下さい。
  配管取り付けの際には…
• 配管前に、必ず、パイプ配管内部の異物を完全に取り除いてください。
• 砂取器は、水平配管にて取り付けます。
• 流れ方向に対して砂取器の取り付け向きが決まります。本体に表示した矢印等を確認してください。
• 窓プレートにキズをつけないで下さい。キズがつきますと、そこからクラックが発生して、ヒビが入る恐れがあります。
• 本体とフランジとの取り付けボルト締め付けは、均等な力で平均的に締め付けます。その為には、対角線上に相対するものから交互に・均等な力で・徐々に何回 も締め付けます。片締めしますと、本体やフランジが破損します。
• 凍結の恐れがあるときは、防止する処置を取って下さい。または、水抜きプラグを取りはずし、内部の流体を抜き取ってください。
  ご使用の際には…
• 砂取器を、ポンプの入切の激しい装置には使用しない。　窓プレートに高頻度の繰り返し応力がかかりますと、クラック・ひびが発生いたします。
• 流量の大きなポンプには使用しないでください。フィルターが変形することがあります。　
  保守…
• 必ず定期的に数か月毎にまたは使用状況に応じて、内部の砂を除去し、洗浄してください。その際、フィルター・窓プレート・ふたパッキン・底パッキンを新し い物と交換して下さい。
• 長く使用してないときは、本体内部に異物の付着や腐食の浸食がないか調べ、分解掃除して消耗品を交換してください。

※ポンプの排出側や圧力配管途中に設置するなどの製品目的外使用はしないで下さい。