あらゆる製品の大量消費・大量廃棄により貴重な資源が減少している中で、プラスチック製品などの回収して原材料として使用できるものは再利用することが広く普及するようになったと思います。ただ資源の有効利用で見落としがちなものがあります。それは水です。日本は水が豊富といわれているので水に対しての意識が非常に低いです。
普段の生活の中で水を使用したいと思ったときに、どこから水を得るでしょうか?水道ですよね。ご存知の通り、水道で水を利用するにはエネルギーが消費されています。わかってはいるけれど普段の生活の中では意識せずに使い過ぎてしまっていることが非常に多いです。
使い過ぎてしまっている水道水を減らすにはどうしたらかよいか?一つの策として雨水利用があります。水道水は上の話の通り、きれいに浄水された水が各家庭に送水されています。でも私たちが生活の中で使用する全ての水がきれいな水である必要はないですよね。真っ先に思いつく庭の植木への水やりなどがあります。そこで、そこまできれいである必要のない水には雨水をつかうわけです。タンクに雨水を貯めて使うだけであれば使用するエネルギーはありません。本格的に雨水を利用してトイレなどに利用するとしても浄水のエネルギーがかからない分、水道水よりも少ないエネルギーで利用することができます。