雨水利用・地下水利用のシップスレインワールド株式会社

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>よく聞かれる質問

井戸・手押しポンプQ&A

Q.水口を伸ばしたい

塩ビ管VU50がちょうどよいサイズです。水口に差し込んで針金等でまいてください。当社で手配することも可能ですのでお気軽にご相談ください。雨トイ(丸60)も対応可能です。ちょっと細い55ミリのトイに注意してください。


Q.打ち込み式と台板式とは

打ち込み式ポンプは井戸から立ち上げた鉄管にとりつけるポンプです。台板式は、掘り抜き井戸形式の井戸に台板を固定して、とりつけるポンプです。打ち込み式は配管で「一本足」の状態でさせえるため、鉄管でささえる必要があります。台板式は、台板でポンプをささえますので、配管は塩ビ管でも大丈夫です。下図のとおり打ち込み式の場合、土砂等を吸い上げやすい構造になっており、そのため最下部のフランジが玉下と言われる特殊な形状をしています。


Q.類似品について

A. ただ昔に、まるごとコピーしただけなので、シリンダーの内径交差の管理ができていないおそれが高く、台板の素材が悪いなどの問題が考えられます。当社の型番に酷似した製品がコピー品です。当社からご購入いただくのが間違いありません。^^。ポンプというのは鋳造品なため、目に見えない巣もありますし、その後の部品交換はでてきますから、、、。


Q.水が下に落ちてしまう。毎回、呼び水をしなければならない。

A.下次とライト弁の間に砂利が挟まっていることがよくあります。なお、手押しポンプの弁は、完全に密閉できるようなものではありませんので、新品に交換してもだめな場合が多々あります。

掘り抜き井戸でしたら、配管の最下部にフート弁をとりつけることをお勧めします。


Q.35と32はどちらがいい?

A.35は、1回の上下操作(1ストローク)で約1L程度くみ上げることができます。32ですと0.9L程度です。せっかくやるのなら量が多くでる35が楽しいかと、私は思います。


Q.手押しポンプでは7mまでしか吸い上げられないというのは本当ですか?

A.ポンプの動作原理のページをご覧ください。ポンプの弁と水面までの距離が7m以上あると、ゴムをひっぱっている感じになり、実際の利用上、支障がでてきます。ポンプのピストンを水中、もしくは7m以内の場所まで下ろしたタイプの深井戸仕様のポンプが必要になります。対応機種:レインワールド号、桜号(新製品)、深井戸仕様ラッキー号


Q.ポンプと下の配管との接続方法は?

A.止水テープを巻いたバルブソケットをねじ込むだけでOKです。あとは、塩ビの配管をつないでいくだけです。台つきの場合、32だとVP30、35だとVP40(VU40でもOK)です。当社でご購入いただいた場合は、台つきタイプに限り、バルブソケットをサービスさせていただきます。必要なもの:止水テープ(出荷段階で巻いておきますので不要。、バルブソケット 1個(無料サービス)、塩ビパイプ継手3個、塩ビ管 2m*必要本数、塩ビ用接着剤(塩ビ管には必ず塩ビ用接着剤をつかう必要があります。配管を接続にあたっては、オス、メス両方に塗ります。濡れた状態ですと配管が抜けるおそれがあります。なお、接着原理は、塩ビを溶かして融合しています。)配管は2mづつ切って施工すると楽。地上で絶対に全部接着しないこと!井戸に入れるのが大変になる。配管手順書を当社では添付しています。屋根がある取り付け場所ですと、配管が天井にぶつかるため、1m程度づつ施工する場合があります。


Q.打ち込み式を、台板付きのようにつかえる?

A.ネジを交換して、使うことは可能です。台板代金を節約して、個人でDIYショップから板を購入した事例を多く見ますが、結局、腐ってボロボロという事例が多々あります。将来部品の交換の際に、混同することを考えると、お勧めはいたしません。


Q.玉下と下次の違いは何、どうして違うのか?

A.打ち込み式の井戸の場合、どうしても砂を巻き込みやすいため、砂が落ちるように弁に勾配がついた半玉状態になっています。


Q.降水プラグ付き玉下とは何。?

A.寒冷地などで本体内部の水が凍結して、本体や配管が割れるのを防ぎため、水を下に落とすプラグがついた玉下です。冬季間は、ポンプをはずしてしまっている方もいます。


Q.どのくらいの頻度で使えばいいのですか

A.木玉が乾燥しすぎると、収縮しもとに戻らないことになります。場合によっては割れてしまうこともあります。ポンプ内に常時水が溜まっている状態にしてください。当社ではプラスチック玉をお勧めしています。


Q.コンクリートの土台に固定したいが、、。

A.打ち込み式の「玉下」をコンクリートに埋め込んでしまうのは好ましくありません。「玉下」のパッキンを取り替えるときは、「玉下」ごとになるからです。土台から鉄管を立ち上げて自立させて、ポンプを固定するなどが必要です。基本的にはすべてのパーツをとりかえられるように仕上ることが大切です。 据え付けのチェックポイント: 木材が腐ったときでも、交換しやすい構造になっているか。スパナーで、ボルトナットの両側を挟むことができるか。現場で見つけた架台を参考にしてつくったものです。足を作ってポンプの下側をスペースをつくっておくとポンプの交換は楽に行えます。


Q.井戸の真上に設置しなければならないのか。

A.水平方向に設置することも可能です。1mや2mなら問題はありません。ご相談ください。


Q.台板の耐久性は?

A.言うまでもなく設置環境によってことなります。交換するような事例は、10年以上経過している例が多いです。類似品は、板がスカスカという感じです。当社で、新設でつける場合は、台板の下に防振ゴムを挟んで隙間をあけております。台板は木製のため、湿気に弱く、腐ることがあります。台板を長持ちさせるには固定ボルトにスリーブをつける、腐りやすい箇所を焼く、間にゴムを挟んで風通しをよくするなどの方法があります。台板の詳細はこちら

写真は、工場の風景です。塗装後、乾かしているところです。台板の品質の違いは馬鹿にならない差です。台板は、テコの原理で大きな力のかかる部分です。がっちり踏ん張らなければならないところです。最近の事例で、1年程度でだめになったことがありました。できるだけ台板は乾燥した状態に保てるよう防振ゴムなどを底面に挟むのがいいと考えています。

 


Q.昔は飲めた井戸だけど、飲めるようにならないのか?

A.通常の浅井戸は飲用基準を満たすのは細菌面で無理があります。飲用基準を満たしていなくても飲んでいたのが実態かも知れません。災害時に飲む場合は、煮沸殺菌することをお勧めします。宣伝ですが、携帯用浄水器デリオスをおすすめします。中空糸フィルターを採用していますので、安全性もより高いです。


Q.手押し井戸ポンプと電動井戸ポンプと配管を供給できるか?

A.電動ポンプとの共有配管は可能です。ただし、手押し井戸ポンプ側にバルブ等を とりつけて電動ポンプ稼働時に空気を吸い込まないように注意する必要がありま す。配管を手押しポンプと電動ポンプで分けられる場合は分けた方が望ましいです。


Q.呼び水なしに水をあげたい。

A.押し上げポンプ(月星号ポンプ)ですと,、あらかずめフート弁をつけて、配管に水をいれてからとりつけると、呼び水をしなくても水を上げることができます(正式には必要)。その他のポンプは、呼び水が必要となります。 POINT:下次やライト弁にこびりついた錆びやゴミをヘラでとることが大切です。


Q.底に弁をつける必要があるのか?

A.ほとんどの事例が、つけていませんが、、、、。ポンプの弁は、簡単なものなので、ちょっとでも隙間が生じるとじわじわと水は落ちていきます。「水が落ちる。くみ上げるまでまた何回もこがなければならない」などのお困りの方も多く、水の落下を防ぐフート弁を標準でつけるべきと判断しました。


Q.最初の水が赤いのは? 黒いのは?

A.赤いのは井戸ポンプが鉄でできているための錆です。2、3回漕ぐだけで大丈夫になります。黒いのは、皮のタンニンが空気にふれて酸化した場合です。お茶に色がついているのと同じで、自然なことなのです。


Q.ゴムをひっぱているような感じがするのは、、、

A.配管の内部に水が満ちるまで配管内の空気を引っ張ることになります。空気はご存じのとおり、簡単に膨らんだり、縮んだりします。このため、ゴムをひっぱっているような感じがするわけです。フート弁をつけてある場合、配管にとりつける前に、配管に水を満たしてしまうとこういう現象を緩和できます。


Q.工事に掛かる人数は?

A.おおよそ次のとおりです。TB式通常パターン 1名(配管を撤去する場合は、引き抜き作業に全2名、鋼管の場合 切断作業も必要なので全3名)レインワールド号 1名でも可能。ラッキー号 深井戸仕様 3名(配管を押さえる人 2名、配管をつなぐ人 1名)TB式深井戸仕様 2名から3名(配管を押せる人 1名から2名、配管をつなぐ人 1名)
Q.台板に固定用のボルト穴をあけたが、ポンプがとりつけられない。


Q.台板に固定用のボルト穴をあけたが、ポンプがとりつけられない。

A.ドリルで穴をあけるときは、必ず垂直になるようにあけましょう。10oの穴が丁度いいのですが、11oであけておくと。余裕があり調整しやすいです。。そのかわりボルトが下に落ちてしまうので、ボルトにビニールテープなどをまいて太さ調整します。


Q.使用後、期間が開くと扱ぎ始めにサビ色の水がでる。

A.鋳物製のポンプの場合は筒内部がサビますので筒内部に塗料を塗布することでサビが出にくくなります。


Q.子供が荒く扱った翌日、水が抜け落ちていました。

A.くみ上げすぎて井戸が涸れていることが考えられます。 手押し井戸ポンプのくみ上げ能力は高いのでよくあります。 この場合、1日程度時間が経てば戻ります。


Q.最近水の錆が出るようになり、呼び水の回数が増えた。

A.呼び水については「目板が腐って、ボルトが緩んで水が漏れた」もしくは 「土砂やサビが下次とライト弁にはさまったり」、「下次が錆びて隙間」などが原因の可能性があります。配管の先にフート弁がついているかご確認ください。錆については、ポンプの錆が原因の場合は錆を落として塗装をしてください。