樽の個性

樽は木材でできておりますので、素材としての個性があります。
個性をご理解いただいた上でのご購入をお願いいたします。

樽の長所

  • 寒さに強い
  • 補修が容易
  • 虫が入り難い
寒さに強い

樽の多くのメリットは木材でできていることにあります。木材は経年しても表面をやすりで磨き、蜜蝋ワックスなど再塗装することで新品同様の美しさによみがえります。また、樽の木材は厚さ2cm以上あり、緻密に組まれておりますので寒さに強く、密閉されているので虫が入る隙間がなく、ボウフラがわき難いです。雨水タンクとして利用する場合は、取水装置に唯一隙間がありますが、樽200年シリーズの取水装置にはフィルターが内蔵されておりますので虫が入る可能性はほとんどありません。加えて駄目押しの一手としてボウフラの孵化を防止する銅繊維をお付けしております。乾燥防止のため冬でも水は貯めておいてください。蛇口は保温材を巻いて凍結しないようにしてください。

樽になっても二酸化炭素を保持

樹は成長とともに二酸化炭素を吸収

樹は成長する際に二酸化炭素を吸収して成長しますが成熟するとあまり吸収しなくなります。そのため、成熟した樹を切り、若い樹が育ちやすい環境にすることは二酸化炭素の吸収の面からみるとよいことです。また、二酸化炭素を吸収した樹を加工して家具や住宅などの木材として利用した場合も二酸化炭素を貯蔵した状態で利用することができます。木製品を長く愛用することは二酸化炭素の視点からみてもとても良いことです。

さらにRAINWORLDの樽200年シリーズならではの良さがあります。詳しくはこちら。

樽の短所

短所も個性?

短所なんて書くと悪いように受け取られてしまいがちですが樽の個性のようにとらえてください。自然素材のものなので多少の手入れが必要になるときはありますが、メンテナンスをすればもちもよくなりますし、自然と愛着も強くなっていきます。

におい

お酒の熟成用に使用していた樽を雨水タンクとして加工しているため、木材にお酒の成分が染み込んでいます。1年から2年は水が発酵しやすく、臭いが水に混じります。2年目以降はほとんど問題がありません。 ※新樽の場合はお酒のにおいはありません。

乾燥に弱い

乾燥に弱く、長期間降雨がないと樽が収縮して隙間があきます。その際に多少の水漏れがありますが、降雨とともに復元はします。

部材の腐り

土に接している部分は、部材が腐りますので、絶対に土の上に直接置かないようにしてください。土につかなければ、かなりの年月はもちます。

樽工場

天板のゆがみ

元々使用していた樽を再加工しているため、初めから多少のゆがみはあります。あまりにゆがみが大きいものについてははじいています。しかし、経年により部材が膨張し樽の天板にゆがみができる場合があります。 ※現在は天板に補強材をつけておりますがゆがみがでないとは限りません。

防蟻未処理

薬物を使用した防蟻処理はしておりません。

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