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雨水タンクの材質の選定
雨水タンクの材質は多種類ありますが、その特徴はなかなかつかみづらいところがあります。それぞれの材質の特徴をつかんで、雨水タンクの使用用途や設置環境にあうものを選択しましょう。
- ポリエチレン
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ポリエチレンはプラスチック製のタンクです。小型タンクで空の状態であれば、軽量なので持ち運びが簡単です。耐久性は商品によって異なりますが、一般的に20年以上は持つかと思います。また加工がしやすく平らな面であれば取付金具などの部品を取り付けしやすいです。ただし、紫外線に弱く、陽射しの強いところでは劣化が早くなります。また、傷がつきやすく、一度傷がつくと綺麗な状態にするのは難しいです。
- オーク樽
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オークの木でできた樽は、自然素材であり暖かみを感じられます。一度傷がついたり、汚れたりしてもやすりで磨き、塗装をし直せば新品のような綺麗な状態に戻すこともできます。デザイン性にはとても優れた素材です。木材ですので新しく部品をつけるなどの追加工も行い易いです。ただし、重量があり、運びづらさがあります。また、空の状態で放っておくと木材が乾燥して木材と木材の間に隙間ができます。この状態に雨水が入ると漏水します(しばらくすると木材が水を吸って膨張し、漏水が止まります)。
- ステンレス
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ステンレスは錆び難く、雨水タンクの素材の中で耐久性が最も高いです。外観も清潔感を感じられます。ただし、直射日光の当たる場所においておくと表面が熱くなりやすいので注意が必要です。新しく部品をつけるような追加工は難しいです。
- PVCコーティング生地
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PVCコーティング生地はのタンクは、折りたたんで保管することができます。重量も軽いので好きな場所に広げて設置できます。新しく蛇口を追加するなどの追加工は難しいです。
- 陶器
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陶器は、他の素材とは異なったデザイン性を楽しめる素材です。陶器でつくられたタンクは蓋がないものがほとんどです。重量があり、転倒すると割れて破損しやすいです。また部品の追加工は難しいです。
- 塩ビ
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雨水や井戸の配管など広く一般的に使われている素材です。雨水タンクとして使用する場合には既存の配管既製品を利用して低コストに抑えた商品が多いです。
商品によっては設置後に必要であれば増設することが可能です。
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