■ 従来の洗剤とアースクリーンの違い
従来の洗剤とアースクリーンとの違いを下表にまとめます。

比較項目 従来の洗剤 アースクリーン
使用方法 原液で使用。 5〜100倍希釈使用。
油の物性 高分子状態を維持。油の自然分解がしにくく、油が腐敗し悪臭が発生しやすい。スポンジやたわしに油が残る。 微細化。油が残らないため悪臭の発生が抑えられる。スポンジやたわしに油が残らない。
発泡性 大。すすぎ時間や水量も大。
低泡性。すすぎ時間や水量水も少。
自然分解性 難分解。
分解しやすい。
水素イオン濃度 一般にアルカリ性。 中性。
使用湯温 常温〜高温。 常温〜40℃以下。
臭い 一部香料入り。
無臭。
着色料 一部着色剤入り。 無着色。
界面活性剤 20〜70%。 10%以下。
人体への影響 肌荒れ、爪割れ。 無害。
施設への影響 排水管、桝、側溝でのつまり。オイルボールの発生。
排水管、桝、側溝でのつまり解消。オイルボールの発生なし。
※流出油対策として使用する場合。
中和の状態 白濁し、油分の再凝集がある。塗装面を剥離させる。 水中に分散し、再凝集はない。

舗装・塗装面への影響
舗装面をぼろぼろにする。 水系であるために舗装や塗装面をいためない。
備蓄量 石油生成品のため消防法上で一定量以上の備蓄不可。

届出が必要。 水系なので制限なし。届出不要。